新潟で働く人のためのマーケティング ブログ

プレゼンテーション1
3月末~4月の上旬、私は代表の今井とともにニューヨークに行ってきました。目的はWEBマーケティングのカンファレンス「Click Z live」に参加するため。4日間に渡り英語に悪戦苦闘しながらも、実に収穫の多い珍道中でした。
本日はそのカンファレンスで多く話題に挙がっていた、「動画(video)活用」について事例をご紹介したいと思います。

百聞は一見にしかず。早速事例をご紹介します。

【事例1】The Bible of Barbecue(バーベキューバイブル)
http://adgang.jp/2014/05/60293.html
まずは、ブラジルのBBQ用品メーカーが制作した動画です。
ブラジルではBBQ文化が広く生活に根付いているそうですが、この企業は「BBQバイブル」を作成し、多くの注目を集めています。
ただのガイドブックだと思うと大間違い。
本からは炭、着火剤、まな板、包丁のとぎ器、エプロン、ランチョンマットなどなど、実際にBBQで使えるアイテムが続々と出てきます。こちらの本は簡易版として実際に販売されているということなのでさらに驚きです。

【事例2】Doveの「貼るだけで美しくなるシール」
http://adgang.jp/2014/04/58043.html
続いてはシャンプーでおなじみのDoveが行った「Real Beautyキャンペーン」の最新PRビデオです。なんとDoveは「貼るだけで美しくなれるシール」を開発し、それを一般の女性に試験利用してもらった動画を公開しました。
被験者となった女性たちは2週間シールを腕に貼り付け、日を追うごとに自分が美しくなっていることを実感していきます。女性たちは「今後も使い続けたい!」とモニター終了後に口を揃えて答えますが、実はこのシール、何の成分も含まれて
いないただのシールでした。
何の変哲もないシールを「特別なシール」だと信じ込んでしまった女性たち。しかしその結果、被験者となった女性たちは自分自身の美しさに自信が持てるようになりました。
ビデオの最後には、「美は気から(“Beauty is a state of mind”)」というメッセージで締められています。
他の美容メーカーがこれまで行ってきたPR戦略とは毛色が異なっていることにお気づきいただけると思います。

【事例3】“Fuck the Poor”「貧乏人なんてくそくらえ」
http://adgang.jp/2014/04/57470.html
最後にお伝えするのはイギリスの慈善団体が行った実験を基にしたPR動画です。
動画はとあるロンドンの朝、“Fuck The Poor”(貧乏人なんてくそくらえ)という看板を背負いビラ配りをする男性の姿から始まります。その姿に不快感を覚えた通行人たちは、次々に男性に抗議をはじめます。
次に先ほどと同じ男性が“Help The Poor”(貧しい人に支援を)という看板を背負い、同じようにビラ配りをはじめます。しかし、今回は立ち止まる人はおらず通行人はみな無関心の様子です。動画の最後には、「その気遣いを支援に繋げてください」というメッセージで締めくくっています。少し刺激の強い動画ですが、強烈なインパクトを受けますね。

「動画活用」の良い点は、より深く、かつ分かりやすく伝えられる点にあります。
また、動画はソーシャルメディアとの親和性が高く、アイディアひとつで多くの人に認知を広げる可能性を秘めています。
皆さんもこの機会に動画活用にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ソーシャルメディアは次回の定例講座で取り上げますので、気になる方は是非お気軽にご参加くださいね。
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M222865&c=3005&d=2955


グローカルマーケティング株式会社 野澤 玄也
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あんなこといいな♪ できたらいいな♪ ――
幼いころに「ドラえもん」で夢見た未来が現実になったらいいですよね。

例えば、自動運転車。車に乗り込み、行きたい場所を告げるだけで、目的地まで連れて行ってくれます。しかも、安全に、快適に、最短で。ハンドルを握り、注意を払い、赤信号でブレーキを、青信号でアクセルを踏むという車を運転する際の当たり前の行為をする必要もありません。

さて、解き放たれた移動時間に、皆さんは何をしたいですか?

私は、スマホでニュースとfacebookをチェック。その後は読書。長距離移動は、見逃したテレビを観るのに丁度いいかも。今ならhuluで。外を見なくなると、「あ、鈴木さん!」みたいな偶然の出会いが減るのは残念。
でも、すれ違う車や行き交う人の中に、友達や共通の課題に取組む人を見つけて合図することも可能でしょう。そんな『セレンディピティを起こりやすくしてくれる車』があったら、買います!わたし、買いまーす!

移動シーンの消費行動だけでなく、車が変わる影響は、免許、カーナビ、ガソリンスタンド、自動車保険、タクシー業界など広範囲に及ぶでしょう。初心者マークは、昔話のアイテムになりますね。
自動運転車の実用化においてドラえもんの世界と異なるのは、「不思議なポッケで叶えてくーれーるー♪」のではなくて「技術革新で」叶えてくれること。着実に近づいている未来だと思います。
今や「常識」の飛行機やWalkman(がんばれ、ソニー)も妄想から生まれました。常識の変化を、ピンチと捉えて坐して待つか、チャンスと捉えて機敏に動くか。大変だけど、ダイナミックでワクワクする世界の幕は既に開いています。

今回は「妄想」、マーケティングっぽく言えば「思考実験」にお付き合いいただきました。柔らかい文章に違和感を覚えた方は、次回のコラムでお口直しいただければ幸いです。
皆さんの事業領域や関心事で妄想したいテーマがあれば、お気軽にメールください。
例えば「農業で妄想して」のように。100%返信します。

グローカルマーケティング株式会社
にいがた子育て応援団「トキっ子くらぶ」 福間 俊宏
キャプチャ
ここ数年、小売店や中小事業者の方から、チラシやDMの効果も減ってきて、どうしたら集客できるかわからないという声をよく聞きます。ネット上にたくさんの情報があふれる中、既存の広告・販促手段では、消費者に情報を届けるのが難しくなってきているのです。特にパソコンやスマホを使いこなして、常にたくさんの情報を手に入れている若年層に、実店舗の情報を届けるのは至難の技です。

そんな中、オンライン(インターネット)からオフライン(実店舗)への誘導をはかる施策、O2O(オーツーオー)という言葉が出てきました。LINEのO2Oサービス「LINE@(ラインアット)」は、低価格で運用できる事もあり、1年半前のサービス開始以来、多くの店舗や企業が導入しています。LINE@は、メールマガジンのように登録者に対してメッセージを配信できるほか、クーポンなども簡単に作ることができます。

今回は、当社のLINE@を使ったキャンペーン事例をご紹介します。

県内のとあるショッピングモールで、新たにLINE@を開設しました。まず、顧客に足を運んでもらうために行ったのは、商品券が当たる抽選クーポンの配信です。これまで同施設では、各種キャンペーンの賞品などとして、商品券を「郵送」していて、顧客は賞品を自宅などで受け取っていました。実際に使ってもらうには、その商品券を持ってお店まで出向かなければなりません。

一方、LINE@では、スマホなどの端末に届いた抽選クーポンのメッセージを開封した時点で当落が確定し、当選者は商品券を受け取るため、お店に出向くことになります。店頭で商品券を受け取れば、その商品券を使ってショッピングをする可能性は高くなるはずです。また、当選しても店頭に出向かなければ商品券を発行しないので、無駄なコストも抑えられます。

そうした、来店が期待できる見込み客を増やすべく、LINE@アカウントの登録者を増やす努力も必要となります。

同施設では登録者限定のプレゼントがもらえるキャンペーンも行いました。ホームページやFacebookでキャンペーンの告知を行い、実店舗ではポスターの掲示や店頭での声掛けで登録者数を100人以上増やすことに成功しています。

このように、店頭告知やすでに使用しているWEBツールを複合的に利用すると、大きな効果を出す事が期待できます。

ご紹介した事例はO2O施策のほんの一例です。消費者へのアプローチの仕方はお店ごとに千差万別。あなたのお店ではどんな魅力的なイベントができるか、他店の事例を参考に、考えてみてはいかがでしょうか。

グローカルマーケティング株式会社  福田 洋介