新潟で働く人のためのマーケティング ブログ

62322208_0057693c74_o.jpg以前、こちらのコラムで「マーケティングの4Pと4C」という内容をお送りしました。
マーケティングの4Pとは、「製品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「販売促進(Promotion)」の頭文字をとっています。商品・サービスを販売していくうえで、以上の4つのPの視点から考えることが大切である、という考え方です。
マーケティングの書籍や各種ビジネス書でも紹介されている、とてもポピュラーな考え方ですね。




■マーケティングの4Pと4C
http://glocalmarketing.blog.fc2.com/blog-category-4.html

4つのPという視点からマーケティングを考えることはとても重要ですが、「考えても分からない…」というとき、ありますよね。
そんなとき、皆さんならどうしますか?

『もしドラ』で有名な、ピーター・ドラッガーの格言のなかには、こんなものがあります。
「まず必要なことは、見えるようにすることである。」
当社でも同じようなことが言えますが、基本的な4Pを考える際に「答えが出ない」ということは往々にしてあります。そんなとき、最も効率的な手法が「市場に聞く」もしくは「お客様に聞く」ということでしょう。

同様に、ドラッガーの言葉には以下のようなものもあります。
「顧客や市場について、企業が知っていると考えていることは、正しいことよりも間違っていることの方が多い」
「企業が売っていると考えているものを、顧客が買っていることは稀である」

企業がいくら考えても、商品やサービスを提供する側(=企業)と、購入する側(=お客様)とのあいだで、認識や感覚のズレはどうしても生じます。
そんなときも、最も効率的な手法が「お客様に聞く」ということではないでしょうか。

このように、「市場の声を聞く」「お客様の声を聞く」ということは、マーケティング・リサーチにほかなりません。当社でもリサーチの相談を受けることが多いですが、突き詰めると、「4PのいずれかのPが不明瞭だから」ということが多いです。

企業が考える自社の商品・サービスの価値は、実際にお客様から聞くまではあくまで「仮説」に過ぎません。お客様の声や市場の声を聞くマーケティング・リサーチを行うことで、より強固なマーケティング戦略を立案することが可能になるのではないでしょうか。
弊社の運営する新潟マーケティングリサーチのHPでは、県内で行ったリサーチの実績をご紹介しています。興味のある方は一度ご覧になってみてください。
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M170533&c=2970&d=fd50


Photo from:http://www.flickr.com/photos/isaacmao/62322208/


先日、調査会社のニールセンがインターネットの利用に関する調査結果を発表しました。
ニールセンでは、PC版とモバイル版の“NetView”という仕組みを取り入れ、独自の方法でインターネットの利用に関する調査を実施しています。
調査によると、2013年8月にPCからインターネットへアクセスしたのが5,320万人であったのに対して、スマートフォンからインターネットへアクセスしたのは3,330万人という結果となったそうです。
この調査結果から、スマホからインターネットを利用する層は、PCからインターネットを利用した訪問者数に対して63%にまで拡大しているということが分かります。

また、アクセスしたサイトをPC・スマホ別に見てみると、利用傾向が明らかに異なっていることが分かりました。
PCでネットを利用する際は、1位Yahoo(82%)、2位Google(57%)と、ダントツでYahooへのアクセスが多くあります。
一方で、スマホ経由でネットを利用する際は、1位Google(97%)、2位Yahoo(90%)、3位facebook(72%)という結果となりました。

以下のURLからスマホとPCの利用動向を表したグラフを見ても分かる通り、スマホとPCではアクセスするサイトが大きく異なり、特にスマホではソーシャルメディアを利用する傾向が高いと言えますね。

■調査結果詳細
http://www.netratings.co.jp/news_release/2013/09/Newsrelease20130926.html

さらに、同社が行った別の調査結果によると、20代女性のスマホユーザーのうち3人に2人はスマホで買い物をした経験があるとしています。

■調査結果詳細
http://www.netratings.co.jp/news_release/2013/09/news20130905.html

ここ数年でスマホの需要が急速に広がり、「ネットを利用するのはPCだけ」という時代ではなくなってきているのは、皆さんご存知かと思います。
今回の調査では、PCとスマホでアクセスするサイトが大きく異なる傾向にあることが分かったことで、企業としてはPCだけでなくスマホに対しても最適なアプローチをとることが求められていると受け取れますね。今後もPC、スマホともに適切なアプローチを行い、WEBマーケティングを最大化させる取り組みが必要となるのではないかと感じます。



先日、遅めの夏休みを頂いて広島県尾道市に行ってきました。
以前もご紹介しましたが、尾道のまちづくりを伝統産業であるデニムを通じて行うプロジェクト、「尾道デニムプロジェクト」が現在も進行しています。
今回、「尾道デニムプロジェクト」の仕掛け人である「ディスカバーリンクせとうち」の方々にお話を伺うことができました。
本日はそこでのお話の一部をご紹介したいと思います。

「尾道デニムプロジェクト」の詳細は以前のコラムでも紹介しました。
http://glocalmarketing.blog.fc2.com/blog-date-201306.html

尾道市や隣接する福山市などを含めた「備後地方」で古くから盛んなデニム産業を通じたまちづくりを行っていくことが本プロジェクトの目的です。
プロジェクトには、備後地方で作られるデニムブランド“Resolute”との共同企画で、推進主体は「ディスカバーリンクせとうち(以下DLS)」となります。

■ディスカバーリンクせとうち
http://dlsetouchi.com/

尾道デニムプロジェクトは今年の1月に開始されましたが、1年もたたないうちに実に数多くのメディアに取り上げられています。
一部海外メディアにも取り上げられたそうです。Facebookページも8,000いいね!に到達し、目まぐるしく広まっています。

「そこまで急速に普及した理由は何か?」とプロジェクトリーダーにの檀上さんに質問をしたところ、「『巻き込み力』でしょうか?」という回答が返ってきました。

尾道デニムプロジェクトは、DLSが主体的に運営している一方、実際には備後地方の様々な企業やその経営者、個人の方々など、DLSという会社を多くの協力関係が取り巻き、一種のアライアンス(=同盟)のようになっているそうです。

「そこまで急速に普及した理由は何か?」とプロジェクトリーダーの檀上さんに質問をしたところ、「様々な方々の協力を仰ぎ、多くの方を尾道のまちづくりに巻き込む『巻き込み力』に我々は長けているのかな?」とおっしゃっていました。

「尾道のまちを盛り上げる」という一つのビジョンに向かって、様々な方々を巻き込みながらより大きな推進力で進んでいく。当社のような民間企業はじめNPO法人などの組織でも、ビジョン実現に向けてより推進力を増していくために、DLSの『巻き込み力』という概念は勉強すべき点だなと感じました。