新潟で働く人のためのマーケティング ブログ

こんにちは。グローカルマーケティングの松岡です。

私は多くのお客様のWEB集客についてご支援させて頂いておりますが、「facebookは本当に効果あるの?」と聞かれることがよくあります。
実は私もfacebookが日本で広まり始めたころは、その効果に懐疑的でした。
こんなもので人が集まったら苦労しないよ!と思っていました。

現在は「facebookは効果があります!」とはっきり言うことができます。
事実、当社が主催している「新潟マーケティング大学」では約34%の方がfacebook経由での申込みとなっています。
(参加していただいたお客様にアンケートを取って確認しています)
もしfacebookが無ければ参加者は30名から20名に減っていたことになります。

また、ある企業が「ファンになった後に会社へのイメージがどう変わったか」を調査したところ、「イメージが良くなった」、「興味を持った」、「親近感を持った」など、好意的な回答が60%にのぼり、「イメージ向上」につながっていることが分かります。
※ガイアックス「facebookページのファンになってからの態度変容・購入経験等についての調査」より

では、なぜ成果が出ないと感じる企業が多いのでしょうか?
実際にお客様のお話をお聞きすると、効果が実感できない原因は3つに分類することができます。

1.いいね数が足りない
facebookページへの「いいね数」が少ないと効果は非常に低いです。
当社でも効果を感じてきたのは「500いいね」を超えてからでした。
実はfacebookページの投稿は全てのファン(いいねした人)に届くわけではありません。独自のアルゴリズム「エッジランク」というものがあり、約12%のファンにしか届いていないというデータもあります。
(※エッジランクの確率はファンの反応などにより変わります)

2.共感される投稿が少ない
「いいね」とは「共感した」という意味です。あなたの投稿に共感される要素が多ければ、多くの「いいね」を集めることが出来ます。
ある製造業の投稿ですが、「今日食べた昼ごはん」が永遠と投稿されていました。
ファンは担当者のお昼ごはんに興味はなく、いいねが集まるはずがありません。

3.明確な目的を持たず運営している
これは一番大きな原因だと思います。何のためにfacebookを運用するのかという目的を持たずに運用する企業が非常に多いです。
目的なく運用しているため何を投稿していいのか分からず、「今日食べた昼ごはん」が主な投稿になっていきます。

facebookは中小企業にとって大きなチャンスだと思います。
多額の広告費を使わなくてもターゲットとなるユーザー(ファン)に、直接告知することが出来るからです。
より効果的な運用をするために、まずはこの3つを見直してみてはいかがでしょうか?


実は9月に開催される新潟マーケティング大学のテーマは「facebookページ徹底活用」です。
これまでもマーケティングやネットビジネスなどの講座の中でfacebookについて説明することはあったのですが、もっと詳しく聞きたいという要望が大変多かったです。
今回、初めて2時間全てを使って当社が持つfacebookのノウハウを公開しますので、効果を実感できない方はぜひご参加ください。

<詳しくはこちら>
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M154792&c=2970&d=fd50
130823_fb.jpgPhoto from:http://www.flickr.com/photos/skreuzer/354316053/

皆様はお盆休みいかがお過ごしでしたでしょうか?
8月ももう後半戦。この調子で気づいた時には暑い夏も過ぎ去ってしまっているのでしょうか。。。

さて本日のテーマですが、「ビッグデータとスモールデータ」と題してお送りしたいと思います。
近年、「ビッグデータ」と呼ばれる膨大なデータ群を活用し、企業のマーケティング活動に活かしていこうとする気運が高まってきていますね。
ビッグデータに関する書籍も多く販売されています。

ビッグデータとは、企業が持つ膨大なデータ群のことを言います。
例えば、アマゾンや楽天などの商品購入履歴やサイトのアクセス情報、多数店舗の売上データやPOSデータ、広範囲の商圏における世帯情報や購買履歴、膨大な会員の個人情報や世帯情報などなど、企業によって蓄積されるデータはそれぞれです。

以前もご紹介しましたが、ビッグデータ時代の新たなサービス展開として、最近ではfacebookやtwitterなどのコメントを、企業の商品開発や商品・サービス改善につなげようとする「ソーシャルリスニング」という概念も出てきています。

詳しくはこちら
http://glocalmarketing.blog.fc2.com/blog-category-5.html
http://glocalmarketing.blog.fc2.com/category3-1.html


ビッグデータとは文字通り企業が保有する膨大なデータ群と言えますが、ビッグデータを保有する企業は日本でもそう多くはないでしょう。しかし、「既に保有する固有のデータを活用しマーケティング活動に反映していくべき」とする考え方については、企業規模の大小に限らず重要であると言えそうです。

ビッグデータに対して、多くの企業が保有する既存のデータ群のことを「リトルデータ」や「スモールデータ」と言われるようになりました。

宅配すしの「銀のさら」、宅配釜飯の「釜寅」を運営する株式会社ライドオン・エクスプレスでは、宅配商圏ごとに折込チラシの反応率を毎回データとして蓄積し、次回以降の折込チラシのためにデータを活用しています。また、この会社では折込チラシの写真の大小やキャッチコピーの文言、文章と写真のレイアウトなども毎回細かく検証し、データとして蓄積しています。

このように、自社のマーケティング活動をさらに加速させていくためには、データ量の大小を問わず、既存データを分析・検証することが重要です。
こうした取り組みによって、PDCAサイクルがうまく回り、非常に効率的なマーケティング活動を実践することができるのではないでしょうか。

「うちの会社ではデータなんて貯めてないし・・・」
という方もいらっしゃるかと思いますが、まずは社内で保有・蓄積しているデータを確認することをオススメします。
その後、販売促進やマーケティング活動にどのように活用させるか、データ活用の目的に応じて、データ化すべき情報を整理し、保有・蓄積体制を整えていくことで、後の販売促進やあらゆるマーケティング活動がより効果的かつ効率的に進んでいくことでしょう。
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近年、YouTube・ニコニコ動画・Ustreamなどの動画共有サービスの広がりにより、多くの一般ユーザーが動画の閲覧・配信を楽しめるようになりました。
10年前まで動画を配信するために、月数万円のストリーミングサーバー(動画配信用のサーバー)を借りていたのが嘘のようです。

動画共有サービスの広がりにより、個人・法人を問わず様々なプロモーションが可能となり、ネットで人気のミュージシャンがデビューするという事も珍しくなくなってきました。

そんな中でさらに動画を活用した面白いプロモーションも出てきていますので、今回は2つの事例を紹介したいと思います。

1つめは広島市選挙管理委員会が行った、「フラッシュモブ」を取り入れた参議院選挙のプロモーションです。
フラッシュモブ(Flash mob)とは、インターネットを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為であり、今回はfacebookで呼びかけた約100名の一般応募者も参加したそうです。

繁華街の広場で男性が音楽を流しダンスを始めると、遠巻きに見ていた人々が次々と加わり、最終的に150名の参加者が音楽に合わせて踊り、買い物客などを驚かせました。



このフラッシュモブを実際に見た人は少ないと思いますが、動画共有サービスにアップされることで多くのユーザーの目に触れ、クチコミで広がって大きな話題となりました。

2つ目はアメリカ・ミシガン州のグランドラピッズという都市で5000人の住民が出演した「街おこしプロモーションビデオ」です。
発端は2011年1月、Newsweekの「アメリカの死にゆく街」という記事で、グランドラピッズが10位に選ばれた事でした。
すぐにfacebookなどを使って団結した住民は、グランドラピッズの素晴らしさを伝えるために街ぐるみでプロモーションビデオの制作に取り組みました。
そして住民5000人が、ドン・マクリーンの「American Pie」(アメリカンパイ)に合わせてクチパクやパフォーマンスを披露する、約10分のワンカットプロモーションビデオが完成したのです。
この動画は世界中で話題となり、グランドラピッズは大きな注目を集めることに成功しました。



2つとも動画共有サービスによるクチコミを活用して多くのユーザーに知ってもらうきっかけを作りました。
動画活用というとテレビCMや製品動画などが一般的と思われがちですが、人々の共感を得るような動画を作成することで多くのユーザーに広めることが可能となります。


グローカルマーケティング 松岡
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マーケティングに関するあれこれを毎週メールでお送りしておりますが、皆さんは「マーケティング」と聞いて何を想像されるでしょうか?
毎回お読みいただいている方や新潟マーケティング大学に何度かご参加されたことのある方であれば、「マーケティングとは売れる仕組みづくり」とイメージしていただけると期待しています。。。

一般的に「マーケティング」という領域のなかでよく紹介されるのが、「マーケティングの4P」と言われる考え方です。
マーケティングの入門書のような書籍のなかでは必ずと言っていいほど紹介される考え方です。

ご存知の方も多いかと思いますが、「マーケティングの4P」とは【Product(製品)】【Price(価格)】【Place(流通)】【Promotion(販売促進)】の4つの頭文字をとっています。
例えば新商品を開発して市場に投入する場合などは、こちらの4Pを考えながら販売戦略を設計していくことが重要ですしセオリーです。

しかし一度立ち止まって考えてみると、このような「マーケティングの4P」は“企業側の視点”であることに気づきませんか?
商品やサービスを市場に投入する際、マーケティングの4Pを考えることはとても重要ですが、企業側の視点だけで商品・サービスの販売戦略を設計していくことは非常に危険です。

そこで、マーケティングの4Pを考える際に、企業側の視点だけでなく“お客様の視点”からも考えていくことが重要となります。
そこで、マーケティングの4Pと並列して考えていきたいのが、マーケティングの「4C」です。

「4C」とは、
【Customer Value(お客様にとっての価値)】
【Customer Cost(お客様にとってのコスト)】
【Convenience(利便性)】
【Communication(お客様との会話)】
という、4つの“C”という視点での考え方です。

4Cの一つ一つが、先ほどご説明した4Pと対応します。

例えば、
【Product(製品)】と【Customer Value】=商品がお客様にどのような価値を提供しているか、
【Price(価格)】と【Customer Cost】=お客様にとってどれだけのコストとなり得るのか、
【Place(流通)】と【Convenience】=お客様が買いやすい仕組みを作れているか、
【Promotion(販売促進)】と【Communication】=お客様とコミュニケーションがとれているか、
などなどといった具合です。

私たちのように、商品・サービスを提供する側は、往々にしてお客様側の視点で考えることを怠りがちで、企業側の視点のみで販売戦略を設計しがちです。
企業側の視点である“4P”と同時に、お客様の視点である“4C”も同時に考えて、商品・サービスを設計していくことを怠らないようにしたいですね。