新潟で働く人のためのマーケティング ブログ

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今年4月、セブンイレブンが新たな店舗レイアウトを導入することを発表しました。
これまで約40年間にわたり変わらぬ店舗レイアウトを継続していたセブンイレブンですが、なぜ店舗レイアウト変更に至ったのでしょうか?

ご存知の方も多いかもしれませんが、従来のコンビニは「繁盛感」を演出するため窓際に雑誌コーナーを配置し、雑誌を立ち読みする姿が外からも見えるよう店舗レイアウトをつくっていました。
しかしセブンイレブンの新たな店舗レイアウトでは、雑誌コーナーは窓際から店舗の中央奥よりに移り、逆に冷凍食品やお弁当・総菜、スイーツや飲み物のケースが入り口付近に設置されるようです。

これは拡大する「中食」市場への対応をはじめ、コンビニ利用者の購買行動が変化していることが理由のようです。
「中食」とは、レストランなどで食事をする「外食」、自宅で調理して食事をする「内食」の中間を指します。
例えば、スーパーなどでお弁当を購入し、それを自宅に持ち帰って食事をする。このような食事は「中食」とされます。

YOMIURI ONLINEの記事によると、「中食」の市場は拡大基調であるとともに、セブンイレブンの冷凍食品や総菜の売上も増加傾向であるとしています。
逆に雑誌などの書籍売上は減少傾向。消費者のコンビニ利用状況がこれまでと変化していることを指摘しています。

■YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170531-OYT8T50042.html?page_no=2

また、従来は出入口に対して横方向に商品棚が並んでいた配置を縦方向に変更し、店舗の正面奥にレジカウンターが設置されます。
これは、コーヒーやドーナツなどの商品のみを購入しに来店した客層に対しても店舗奥まで進ませることによって、他の商品との接点を増やし目的以外の商品を購入する機会創出を狙っていることが読み取れます。

このようにセブンイレブンは市場や既存客の利用状況の変化をキャッチし、約40年間不変だった店舗レイアウトの刷新を決断しました。

ご存知の通り、現在の消費動向や消費ニーズはめまぐるしく変化しています。
お客様のニーズが変化しているということは、裏返すと私たちのビジネスにおいても変化が求められているということが言えるでしょう。
皆さんのビジネスでも、取り巻く環境や市場の変化を的確に察知し、「顧客目線」で変化していくことが重要であるように思われます。
そのためには、既存客や市場の変化を「知る」ことが第一歩ではないでしょうか。

今後セブンイレブンは2021年度までに新規オープン店舗や既存店1万店舗を含めた店舗レイアウトの刷新を図っていくとのことですが、新潟でも一部店舗でレイアウトが変わっているように見受けられます。
皆さんも是非セブンイレブンにお立ち寄りの際はレイアウトをチェックしてみてください。

グローカルマーケティング株式会社
戦略チーム 野澤玄也

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こんにちは。クリエイティブセンターの高橋です。
突然ですが、もし新しい商品やサービスを販売すると決めたら、どこで販売しようと思いますか?
最近では、ファン心理をくすぐる販売戦略として「クラウドファンディング」を選ぶ事業者が増えています。
「少ないリスクで、資金とファンを同時に集められる手段」と言えば大げさでしょうか?
あるクラウドファンディングサイトの利用者の視点を例にとって、お話しさせていただきます。

Aさんは、みかんを食べたいと思いました。
普段なら近所のスーパーで買えるものですが、友人にオススメされたクラウドファンディングサイトを思い出し、のぞいてみました。
検索キーワードで「みかん」を入れると、みかんにまつわるプロジェクトがたくさんヒットします。

Aさんはその中から、ある地域のみかん農園を見つけました。
「3000円のご支援で◯kgのみかんをお送りします。」
それは近所のスーパーでみかんを購入するのと同じか安いくらいです。
まだ独立したばかりの小さな農家さんを応援することにもなるということで、試しに支援することにしました。
このプロジェクトの目標金額は50万円で、現在集まっているのは27万円弱。
Aさんは3000円の支援をし、このプロジェクトにその金額が追加されたのを確認します。
しかしこのクラウドファンディングサイトでは、期限までにプロジェクトの目標金額に支援が達成しないと、支援者には資金が返金される仕組みとなっています。

Aさんは、このプロジェクトが無事達成されるか気になりました。
そんな話を友人にしたら、一緒に参加してくれることになり、少しずつ増える数字を見守りながら応援しました。

プロジェクトは目標金額を達成し、Aさんは、いつものお買い物とは違う満足感も得られて、送られてきたみかんも、より美味しく感じます。
またこの農家さんのみかんを買ってみようかな、そんな親しみすら感じるのでした。

いかがでしょうか。

クラウドファンディングの利点は、支援者(消費者)にとっては、通常のお買い物では味わえない「社会貢献という充足感」やプロジェクトに参加することでみんなで目標を達成するという「達成感」が得られるという点です。

では、プロジェクトオーナー(販売者)にとっての利点とは何でしょうか。
まず自分が設定した段階で、顧客と資金を集められることが第一の利点です。
それだけであれば、いわゆる予約販売と同じですが、クラウドファウンディング特有の利点として、支援者を募ることで、通常の販路では築くことのできない消費者との関係性を作ることができるという点です。

近年、広告を出して商品をアピールするよりも、企業や製品に共感をもってもらう体験を用意して、消費者にファンになってもらうことに力を入れる企業が増えてきています。

クラウドファウンディングでは、そういった意図から、企業が様々なプロジェクトを打ち出して支援者を募るようになりました。
また、地域活性をテーマに、地方の事業者や生産者のプロジェクトを紹介するクラウドファウンディングサイトも増えてきています。

支援者の心を動かす商品やサービスをお持ちの方は、一度ご検討いかがでしょうか。
クラウドファンディングの成功には、コンセプト設計やデザイン、告知方法が重要です。
当社でもサポートをいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。



グローカルマーケティング株式会社
クリエイティブセンター 高橋 和夏

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初めまして、こんにちは。
グローカルマーケティングの渡辺です。
今年度より、メルマガのコラム担当になりました。
拙い文章ですが、少しでも皆様のお役に立てますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

初回にあたってどんな内容にしようかと悩んだのですが、私の好きな、そして、自戒にもしている言葉をご紹介しようと思います。

皆さんは、名探偵シャーロック・ホームズをご存知でしょうか?
私は小学生の時にホームズの本を読んで、将来の夢は探偵もいいなぁと思うくらい好きになってしまいました。
その本の中で印象的だった言葉があります。

それが、ホームズがワトソンというパートナーに言う「君はただ眼で見るだけで、観察ということをしない。見るのと観察するのとでは大違いなんだ。」という言葉です。


ホームズはワトソンに尋ねます。
「君は家の階段をみたことがある?」
「もちろんさ。何百回と。」
「じゃあ、その階段は何段ある?」

さて、皆さんもご自宅の階段が何段あるか、答えられるでしょうか?

私たちは毎日、何十・何百という人々に出会います。
その人たちが言葉としては発していない想いや気持ちを観察してみると、ビジネスにつながる思わぬ発見があるかもしれません。

例えば、あなたがお土産屋の店主だった場合。
店内をウロウロしている旅行客風の20代女性を観察してみると、日本酒のコーナーで足を止めて熱心にPOPを見ています。
ただし、POPは読んでくれているものの、眉間には険しいシワが。
彼女は何を考えているのでしょうか。

「どれが美味しいお酒かな?」でしょうか。
それとも「お父さんの好みはどれかな?」、「720mlは持って帰るのには重いから、もう少し小さい瓶がいいかな?」でしょうか。
沢山の仮説が立てられますね。

仮説を立てたら、ぜひ「何かお困りですか?」と声をかけてみてください。
意外にも「精米歩合ってどういう意味ですか?」という質問が返ってくるかもしれません。
その後の話に花が咲けば、きっとお酒造りに対する熱意に共感して、そのお酒を買ってくれるのではないでしょうか。

ただ見るだけではなく、観察して、仮説を立てて、検証する。
あなたがお客様のことを知れば知るほど、お客様に提供できるコト・モノが増えていくはずです。
ぜひ、名探偵ホームズになったつもりで、楽しく観察の習慣を身に着けてみてください。


グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 渡辺珠希
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私がずっと野球をやってきたということもあり、今日は少し野球に絡めたマーケティングのお話をさせていただきます。
横浜DeNAベイスターズの初代球団社長であり、現在日本ラグビー協会特任理事などを務める池田純氏をご存知でしょうか?
池田氏が2011年12月に横浜DeNAベイスターズの球団社長に就任してから、5年間で観客動員数は110万人から195万人となり、約76%もアップしました。
売上も約52億円から100億円以上になり、約24億円もあった赤字は5億円を超える黒字へと業績を伸ばしました。
たった5年間で、長年続いていた赤字を解消する事が出来たのです。
そんな池田氏が著書『空気のつくり方』の中でPDCAサイクルの数値化というお話を書かれています。

池田氏はベイスターズを経営する上で、CPA(Cost Per Acquisition)「一人の顧客獲得にかかった費用」やLTV(Life Time Value)「顧客生涯価値」といった指標を用いてPDCAサイクルを循環させていたそうです。
例えば、イベントを100万円で企画し、100人の顧客を獲得できればCPAは1万円となります。
この場合、顧客一人ひとりが1万円以上使ってくれないと赤字となってしまいます。
しかし、この顧客が長期的なファンになってくれて生涯でたくさんのお金を使っていただいたり、友人などを連れてきていただき、その友人もファンになっていただけたりすればLTVも高まっていくというわけです。
ただ単に一回のイベントや企画のデータを取って終わりというのではなく、積み上げてきたデータをもとにCPAやLTVの予測期待値をはじき出すことで採算が合うのかを判断し、実施の判断を行うことが出来るようになるのです。
効果を数値で判断することで、有効な投資や業績の好循環を生み出すことが出来ます。
PDCAサイクルはマーケティングだけでなく様々な形で活用することが出来ます。
営業もそうです。
営業は「根性・気合」ではなく、しっかりと正しいやり方を身につければ正しい成果をあげることができます。
何を計画・実行・評価・改善するのかを整理することが必要です。

今月の新潟マーケティング大学定例講座では「お客様に選ばれる営業術」というテーマで会社の売上に直結する営業力を磨くための考え方や手法をお届けします。
現場で使えるテクニックだけでなく、営業組織のマネジメントまでお伝えしますので、ぜひご参加ください。

新潟マーケティング大学7月定例講座
「お客様に選ばれる営業術」
・新潟会場:7月27日(木)19:00~20:30
・長岡会場:7月28日(金)19:00~20:30

▼セミナー詳細・お申し込みはこちらをご覧ください
http://www.niigata-marketing.com/regular/_1202.html


グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 遠藤大志

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突然ですが、6/18は父の日でしたね。プレゼントをしたりもらったり、されましたか?
私は何か健康にいいものをプレゼント…と思っていたのですが、結局ご当地ビールセットに。
母の日はお花、父の日はお酒と、定番になりがちな私です。

さて、そんな父の日付近に、こんなニュースが出ていたことをご存知でしょうか?
民間研究所が10年ごとに小中学生に行っているアンケート調査によれば、今回70%近くが母親を「尊敬する人」と答え、初めて父親の割合を上回ったというのです。
これを見て、「母親を尊敬する人が多い」ことに驚き、「父親を尊敬する人の少なさ」を悲しく感じたお父さんが多かったのではないでしょうか?
でも、本当にそうでしょうか。



内容をよく見ると、違う結果が見えてきます。
まず前提として、この調査は父親・母親それぞれについて、尊敬する人・友達のような人・どうでもよい人のどれかを選択してもらうアンケートでした。
「尊敬する人が誰か」を自由に回答者が記載する質問を思い浮かべた方は、70%という数値を高く感じられたのではないでしょうか。
また、結果概要によれば、「父親を尊敬する子供はおよそ60%と20年間ほとんど変わっていないのに対し、母親を尊敬する子供が20年前の54.8%から68.1%へ大きく伸びた」とあります。
共働き世帯の増加により、仕事も家事もがんばっている母親を尊敬するお子さんが増えたと推察されています。
つまりこの結果から、「相対的に母親の評価が高まった」と言えそうですが、「父親の評価が低くなった」と誤解しがちですね。
私は実際、テレビで冒頭のような結果だけ聞いた際、「あらら、お父さんかわいそう」と思ってしまいました(勘違いしてごめんなさい、全国のお父さん)。

もちろん、父親を尊敬する人の割合が母親に比べ相対的に低いこと、10年前に比べてその比率が変わっていない点は疑いようがありませんし、調査結果を否定するものではありません。
ただ、メディアでは、印象的でキャッチーな文が最初に取り上げられることが多く、瞬間的に見聞きした文言を信じることはリスキーです。

他にもアンケートでは、【対象者・調査期間(時期)・回収方法・単一回答か複数回答か・パーセントの母数(全回答者か、特定の回答者か)】などに注目すると、より正確な結果を読み取ることができます。
例えば、ここに「パンを食べる頻度」のアンケート結果があったとします。
結果、「毎日食べる」という割合が70%だとしたら、すごく高い気がしますね。
しかしこのアンケートが、「パン屋さんの前で、買い物客100名に聞きました」だとしたらどうでしょう?
一気にその調査の信ぴょう性は疑わしくなります。

当たり前のことのようですが、意外にも、こういったアンケート結果を目にすることが多くあります。
テレビや新聞、ネットニュースなど、最近は様々な調査結果が出ていますが、ある意味疑いの目を向けて結果の真理を探ると、アンケートの面白さを感じて頂けるかもしれません。

意外に奥が深いアンケート。実際に作るとなると、なかなか難しいですよね。
ぜひ相談したいこと等あれば、お気軽にご連絡ください!
http://niigata-research.com/

また、アンケート以前に、今後の販売戦略や販促方法を相談したい。
そんな方は、弊社代表より「売れる仕組みづくり」の基本をお伝えし、皆さんご自身のマーケティング戦略をつくりあげる、2日間の実践型セミナーはいかがでしょうか。
http://www.niigata-marketing.com/special.html


グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 平山陽子